闘病日記

数学の点数を安定してとるのは簡単?

今回のテーマは中学数学の安定した点数のとり方をお話ししていこうと思います。最初に質問です。数学を勉強する際に皆さんはどのように勉強していますか?

 

ララちゃん
学校の問題集や本屋で買ってきた参考書、ネットで評判の参考書を買って勉強だわん。
塾や家庭教師で教えてもらってるわん。
アクア君

 

などなどの返答がよくありますね。実際これでも上の二人ならそれなりの点数をとっているのが現状ではないかと思います。しかし、どの分野のテストでも安定して85点以上(極端に難しいテストではない場合ですが)はとれていないのではないでしょうか?いやいやちゃんと取れてるよって人にもちゃんと重要事項があるのでこのあともしっかりと読み進めていってください。

では早速見ていきましょう。

1、数学の点数をあげる=公式を覚えるではない

数学なんだから公式さえ覚えれば良いと思っていませんか?もちろんある程度の公式を暗記することは問題を解く上で欠かせません。しかし、その覚えた公式の意図や意味を本当に理解できてる?と言われると、

うっ、わかってない。

なんて自体になるのではないでしょうか?それもそのはず、今の中学数学は授業時間が少ないのに分量が増えてきているために、公式の本質を塾や家庭教師に任せるといった授業にせざるを得ないのです。もちろんきちんと教えている教師もいますが、全ての教師が教え切ることができているかと言われると、疑問が残りますね。

だからこそ、公式の本質をしっかりと理解する勉強が必要なのです。

例えば、扇型(おうぎがた)の面積公式を教わる際に、どのように教えてもらいましたか?純粋に公式だけ教わった、流して終わってしまった、記憶に残らなかった。などがあるかもしれません。

しかし、円の面積の出し方と円が分度器2つ分、つまり360度の中心角を持つことさえ知って入れば、覚える必要がないのです。なぜなら、おうぎ形は円の1部分であり、360度のうちの何度?ということ、360個に分けたホールケーキの何個分であるかと考えることができれば、答えを出すことはできるのです。

このように最低限覚える必要があるものを覚え、あとは理解しておけばその場で答えを導くことはできます。

実際大学入試で数学の公式の記載がある大学があり、これも公式を覚えることよりも思考力や理解力があるのかを大事にしていることがよくわかります。

 

2、数学の凡ミスも実はあなたの実力である

数学に限らないけれど、計算ミスした、書き間違えた、問題読み間違えたっていうミスを1度はしたことがあると思います。僕もテストの度に、問題演習の度にやってしまっていました。しかし、何回テストをやっても上に書いたような同じミスを繰り返してしまっていたのです。

 

このミスって、本当にミスなのでしょうか?僕自身中学の頃はこれはミスだから次になんとかなるっていう軽い気持ちで流していました。でも、同じミスを繰り返す、つまりそれは僕自身の実力だったのです。あなた自身も1度自分の胸に手を置いて考えてください。

 

それでは、この状況を打破するにはどのようにしていく必要があるのでしょうか?一緒に考えていきましょう。

 

よくミスを減らすために見直しをしなさいと言われますが、何を見直ししたら良いのかって思ったことありませんか?少ない時間の中で、全部見直す時間はない。というところが現状だと思います。見直しは「誰にでも身に付けることができる能力」であるので気をつけるポイントをいくつかあげておきます。

a.問題文の最後をきちんと読み直す

誰でも問題を解くときには、問題文の最初から最後手前までは解く上で必要な数値が書いてあることが多いので、きちんと読むかと思います。しかし、最後の方は無意識に流し読みしてしまっていることが多いのです。これは問題集を繰り返しやって、パターンで暗記してしまっている子に多い傾向にあります。

だからこそ、問題文の最後をきちんと読み直して、聞かれている問いの答えになっているか確認しましょう。

b.計算の正誤合わせの法則を自分で編み出す(人に聞いても問題ない)

計算式を書いていく時に、スペースがあまり大きくない場合が多いと思います。だからこそ、見直しをする際にどこにチェックを入れるのかなど、様々な工夫をしていく必要があります。また、単元によって計算の正誤合わせが簡単にできることがあるので、それをとことん活用できるよう普段から心がけてやりましょう。

c.書き写しの間違いを確認する

問題用紙から答案用紙に写す時と計算をしていく中で次の行に書き忘れがないよいうにすること。途中式の書き写し忘れがないかをチェックマークや丸をつけるなどといった工夫をしてあげましょう。字を丁寧に書かないとこの確認作業も余計に時間がかかってしまうので、普段から丁寧に素早くを心がけましょう。

 

3、復習の正しいやり方

予習も大切ですが、復習の大切さに気づいているでしょうか?なぜ復習する必要があるのかを説明すると、よく聞いたことがあるかもしれませんが、人間は忘れる生き物であるという点です。だからこそ、忘れる前に復習することによって記憶を定着させる必要があるのです。

 

もう1点復習をする意味をあげると、人は「知っていること」と「できること」が常に同じであると思い込む癖があります。しかし、テストや問題演習をする時にこれは見たことある、だけでは解けるようになってはいないのです。要するに、知らない人よりは有利な状況にあるけれど、結果はほとんど変わらないのです。差をつけるために、点数を取れるようにするためには「知っている」を「できるに」に変えてあげる必要があります。

 

僕が実践していた復習は、基本的に習った分野をその日のうちにワークや問題演習で解く練習をすることです。これはとても効果的で、その問題を解く時にわからなければ、授業で板書を写したノートを確認したり、自分でネットで調べたり、教科書を使ったりすることで、自主的に学ぶことができるようになるだけでなく、授業で聞いた内容を思い出す作業で記憶の定着に大いに役立ちます。

 

もし時間がなければ、授業でとったノートを3分程度で見直すだけでも効果はあると思いますが、ただ単にノートを見返すだけではなく、先生が言っていたことを思い出しながら声に出して読み返していくと脳をしっかり使うことができ、効率アップが期待できるでしょう。

 

4、問題文のヒントをとことん使う

問題文の重要性を本当にわかっていない中学生というより、一般の人でも文章の大切さを本当に理解していない人が増えてきているように感じます。問題文は出題者の意図が隠されており、本や新聞にだって、どこかしら意図がしっかりと組み込まれています。

 

問題文を読むのはめんどくさいとか、問題解く時間や考える時間を増やしたいから、問題文なんて流し読みでやってます。って人が明らかに多いです。読んだと思い込んで、大事な部分を読み取れていないことに自覚していない人も結構います。

問題文には先ほども述べたように出題者の意図があるわけです。ならば、その意図を汲み取ってあげることが問題を素早く解くことに繋がるのではないでしょうか?

 

何を聞かれていて、今から何を答えなければいけなくて、そのためには何が必要で、その内容がこれで、というように逆算していくこと。つまり、整理することが問題文から読み解かなければいけないのです。それを怠るがために、時間がかかる。解けた問題も白紙のまま。なんて状況になってしまうのです。

 

だから、常に問題文に書かれている意図やヒントをきちんと読み取る癖をつけて、表や図にしてもいいので整理してあげましょう。




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