闘病日記

今後の治療について

手術は上手くいった

今回の僕の手術はとても上手くいった。

目的の腫瘍切除はできた。だけど僕の肺にはまだ悪さをする奴がいる。

 

ひとまず安心はできるものの、まだまだ治療は続く。

 

その中で、僕はどのようにしていくか悩んでいることがある。

 

どの選択をとるか

今後もおそらく抗がん剤治療をしていくという旨を先生から言われた。

 

抗がん剤がやれることは幸せなことなのかもしれない。だけど、本当に抗がん剤をエンドレスに続けていくことが正解なのだろうか?

 

僕の抗がん剤はいつ終わるんだ?死ぬまで?

 

生きるために抗がん剤をする。それはそうだ。ちゃんと受け止めている。だけど、治療効果を考えると、抗がん剤をするために生きているように感じてしまうのだ。

 

 

僕がいつまで続くのだろうか?と思うようになったのは昨年の9月ごろ。

 

最初に手術をして、半年くらいは抗がん剤の効果もあり腫瘍が縮小していた。だけど、9月ごろからCTをとってもあまり変わらなくなっていたし、さらには別の部位に腫瘍ができ始めている。

 

 

この事実がある。しかもだ、今年の2月末に手術をしたが、そのあとすぐにリンパ節に大きなものができてしまった。

そして3月末から6月頭まで抗がん剤をやったが、抗がん剤の効果も薄くどんどん増大していった。

 

 

最後の抗がん剤投与から5週間でサイズは変わらなかった事実がある。これは本当に抗がん剤のおかげなのか?と言うかその時期に取り組み始めたことの効果が出たのでは?とも思ってしまう。

 

 

だから尚更、あまり効果を感じられなかった副作用の強い抗がん剤をこのままのペースでやって本当に意味があるのか?

自問自答をせずにいられなかった。

 

 

このまま同じ抗がん剤をやって、転移が画像上に映らないことを願うのか。それとも、新たな抗がん剤の可能性にかけるのか。それとも治験などの可能性を模索するのか。

 

 

民間療法という選択肢もいつかは考えなければならない気もしている。ただ、民間療法に手を出すとしたら海外のエビデンスを参考にきちんと調べなければならない。

 

民間療法にはただのお金儲けのためだけの胡散臭いものもあるだろう。でも、全てがそうではないと思う。

 

人にはバイアスがかかる。自分が信じているもの以外は悪く見えてしまうというバイアスだ。だから、そういったバイアスを取り除いてしっかりと検討していくことが大切だ。

 

結局〜する

僕は結局どんな選択をとるのだろうか。

自分のことだから今回もきちんと自分で決める。

 

抗がん剤が効きにくくなっている事実を元に、もう一度、抗がん剤の担当の先生とお話をするし、そこで得た意見を元に決めていきたいと思う。

 

効きにくくなった抗がん剤をやり続けることは、僕の体に負担になっているだけになっていないか。そういったこともきちんと伝えるつもりです。

 

なんにせよ、今はまず体の回復を第一に考えて行動していきたいと思います。

 

抗がん剤はきっと血液検査の数値だけじゃなくて、体の細胞の免疫や細胞の活性化がされていない時にやってもあまり意味が無い気がするので少し長めに体を休めれたらなと思います。

 

 

その上できっと抗がん剤を再開するのかな〜。贅沢な悩みかもしれないけど、それでも僕は延命ではなくて、治すための治療がしたい。

 

 

ここまで書いてからですが、先ほど手術の病理検査の結果が出て、リンパ節自体は全てがガン細胞ではなかった。また、きちんと壊死している部分もあった。とった腹膜はガン細胞ではなかった。おそらく抗がん剤は少なくとも効いていた。

 

 

こういった事実を受け止めて、今後について先生を信頼しながら不安や悩みはもっと打ち明けていき、色々と相談していきたいと思います。




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