闘病日記

民間療法の選択をやめた理由

糖質制限。

病気になって僕は色々ながんに効くと言われた民間療法を調べた。するとたくさんの民間療法が出てきた。

その中でまず糖質制限を見つけた。

 

がん細胞が餌とするものはブドウ糖であり、炭水化物などから糖質を摂取するとがん細胞が活性化してしまうなどと本やネット記事に書かれていた。

なるほどと思って焦って取り組むと言い張っていたが、病院の先生や知り合いの医療関係者の人と相談して見るとやめたほうがいい、バランスをとってしっかり食べることが大切と言われた。

 

最初納得行かなかったけれど、それでも糖質を制限してしまったら正常細胞が活動するのに必要なエネルギーはどうやって摂取するのか?と考えた結果、バランスの良い食事で体を作っていくことにした。

 

ただ、炭水化物を必要以上に取ることはよくないと思ったので、病院で出てくる量から少し減らしたご飯の量にした。(病院食のご飯は量がかなり多いです笑)

 

高濃度ビタミンC点滴

これも友人から本を渡され、読んで見ると治った。改善した。ということが書かれていてがんを宣告されたての僕には甘い誘惑でしかなかった。

 

これは抗酸化作用のあるビタミンCを大量に体内に入れ、がん細胞をくっつけて破壊するらしいものだった。

 

これについても血眼になって調べた。僕がすむ愛知県でできるのか、本当に効果があるのか?

 

実際に愛知県にも点滴をできる施設はあったが、料金がかなり高かった。これを週に数回もやらなければならないのは正直きついし、治る保証もない。

 

これも先生に相談してみたが、やめたほうがいいよ。取りすぎても体に負担がかかってよくないから。と言われ、冷静に判断してやめることにした。

 

標準治療がベスト

僕は結局標準治療を選択することにした。

なぜなら、僕のことを一生懸命考えてくれて対策を打ってくれる先生との信頼関係がなければ、今後の治療に支障が出るし、いいことがないと思ったから。

そして、僕が今現在も生きていることができる理由は人に助けてもらったから。だから信頼できる人を第一に。

 

抗がん剤はしんどいし、やりたくない。それでもこの選択が体力もある僕にとっては一番良いはず。

 

ただ全てを標準治療に任せることはしていない。やれることは全てやる。その中でも治療の柱は標準治療。

 

食べ物から取りきれない栄養補給はサプリメントで。ジュースは基本やめてお茶お水、コーヒーで。

 

歩ける時はしっかり歩いて日光を浴びて。

 

時には筋肉トレーニングもして余分なエネルギーを使って。

 

そんな感じで僕は標準治療と向き合って、自分が正しいと思った方向へたくさんの助力をいただき生きています。

 

そしたらいつか僕の体からがん細胞が消えていくんじゃないかな?

 

そしたらいろんな人に標準治療は大変だけど頑張ったらいいことあるかもしれないよ?って伝えられる気がするね。

 

標準治療が全ての人に効果があるとは限らないけれど、今できる最大で最高の治療だと思っている。そう信じることが大切。

 

何事もやってみることも大切だけど、やらない選択をすることも必要なこと。その選択を間違えないように日々アンテナをはって生きていく。

今日の好きな言葉

人間の真の性格は、彼の娯楽によって知られる。
byレイノールズ

 

今日の癒し画像

写真集に出てきそうなポーズ

仲良しやな〜




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