僕にとっての本(読書)とは?
人には少なからず何をするにも理由を持つ。それが無意識下であろうと意識下であろうと。
僕にとって本とは
「人生の幸福を最大化するモノ」
である。
そこで今回は僕が本を読むようになったきっかけからお話していき、最後に本の紹介をしていこうと思う。
人生の危機
就職活動が始まる頃に僕の家系とはほぼ無縁の「がん」という病気にかかった。
なんどもこのお話をしてきたから、もし知らなければ次の記事を読んでみて欲しい。
この宣告を受けた時は人生はまだまだこれからと思っていた。だから日々の生活にも甘えがあった。治療頑張ってるんだからこれくらいでいいかって。
そんな甘い思いを打ち砕かれる出来事が起きた。それは2020年5月のCTの結果を聞いた時だ。その時のことに関しても記事にしてあるので読んだことがない人は読んでみて欲しい。
この出来事が僕の心を動かした。

僕はそんなしょぼくれた人間のままでいいのいか?
いいや、僕にはもっとやれることがある。
そう思っただけで、勝手に行動が変わった。ああ、これが人生を変えていく瞬間なのか。
でも一体何をすれば良いのだろうか?
そう思った時に、今の僕にできることを考えた。
小学生の頃から嫌いだった本というものの存在に気が付いた。
嫌いだと思っていた本も、多分野球とか他にやりたいことがあったから後回しにしていただけであって、本を読むこと自体は実は嫌いではなかった。
それが僕が本を読もうと思ったきっかけだ。
そして僕は本を読むようになって、ただ読むだけでは勿体無い。
良いと思った本を紹介したい。ぜひいろんな人に読んで欲しい。そう思うようになった。
これから時々、本を紹介していこうと思う。それが僕自身のアウトプットになるし、その本がこのブログを読んでいる人の人生に良い影響を与えるものになるかもしれない。
記念すべき1冊目
色々と本を読んできた。
直近で良いなと思った本を紹介していこうと思う。
世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」 勝ち続ける意志力 by 梅原大吾
今回紹介するのは
梅原大吾さんの
この本のどこがよかったかを端的にいうと、おこがましいが梅原さんと自分が似たような生き方をしてきて、それでも今の自分がまだまだやれるということを示してくれた点だ。
一流になるためには、変化し続け、前進し続ける。
これはおそらく、どの世界においても通づる。
例えば、ビジネスにおいては新しことに挑戦し続けなければ、そのビジネスの進化モデルや代替モデルが台頭してきて埋もれていってしまう。
もちろん型通りのやり方を貫いても良いのかもしれないが、ある一定のラインで限界がくる。そこで満足できるのならばそれで良い。
でも、僕はこの本を通してやはり変化を楽しめるように、変化し続けることを恐れないことが大事であるというメッセージが込められているように感じた。
「相手の弱点をつく勝ち方では、自分が成長できない」という言葉が示していたことに共感できる。
SNSだってそうで、相手の弱みばかりついて誹謗中傷しているような人がこの先成長していくとも思わないし、そんな人を相手にする人もいなくなる。いたとしても同じように誹謗中傷を繰り返すような人くらいだろう。
勘違いはしないで欲しいが、批判や批評すること自体が悪いわけではないが、もし批判や批評をするのであれば、それをどうしたらよかったのかを示していってあげるのが良いのではないだろうか。
話が少し脱線したので元に戻そう。
成長するために相手は必要かもしれないが、それ以上に自分自身に焦点を当てるべきである。
結局自分が変わろうという努力をしない人が、成長はしない。大学に入ってからの僕は自分が変わろうと努力できなくなっていた。だから成長は止まっていた。
最近になってようやく自分を変えるための努力をできるようになった。でもまだまだ足りない。
この本を読むに当たって気をつけて欲しいことがある。
それは梅原さんの生き方を知ってしまったら、自分はまだまだやれるという無理をしてしまう。言い訳のできない人生になってしまうかもしれないということだ笑
それでも良いと思える人にはぜひ手にとって読んでみて欲しい。
また良い本があったら紹介していきます。

Marisa_Sias / Pixabay